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zoom RSS  貧困だから傷つくんじゃない

<<   作成日時 : 2016/10/27 16:05   >>

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 子ども食堂についての議論がさかんになってきた。

 「ケア食堂」と「共生食堂」という役割に応じた分類や、設置者の階層によって子ども食堂のとらえ方が違ってくるとか、学習支援との併設などというような他機能とのセットなど、いろいろなことが発信されるようになった。

 論議自体は大いに結構で、どんどんすべきだと思うけれど、子ども食堂に関する話題の中で、
「子ども食堂を貧困対策として行う場合でも、貧困ということを前面に出すと、当事者の自尊心を傷つけるので、それはあまり出さないようにしましょう。」
という声をよく聞く。

 その言葉を聞くと、急に居心地が悪くなる。
 その言葉にこそ傷つくんじゃないの?貧困って悪いことなんだとインプットされてしまうんじゃないの?。

「家が大変やったら、大変って言っていいんやで。助けてって言えることはとても勇気あることやで。働きたいのに働けへん人がいる。働いとんのに楽にならへん人がいる。それは、世の中のしくみがうまくいってへんからなんやで。困ってる人が悪いんやない。困ってたら助けてと言い、ちょっと楽になったら困っている人を支える、そんな世の中ってええやろ。そんな世の中つくるために、助けてっていうことは大事なことなんやで。」
と言えばいい。

 大変だと言ったら、「よう言ったなあ。めちゃ勇気あるで。」と言ったらいい。

「楽してお金たくさん儲けとる人より、大変な中でがんばっとる人の方が何十倍もえらいんやで。」
「ママ、めっちゃがんばっとるよなあ。だから、おばちゃん、ママの応援団なんやで。」
というと、子どもはとてもうれしい顔をする。

 困っていることを隠したところからは、元気は出ない。現実をまるごと認め、それと向き合って、知恵を出し合ったり助け合ったりする中で、前に進める。

 貧困だから傷つくのではない。金銭のあるなしによって対等な人間関係を保障されなかったり、貧困であるがために道を断たれたり、助けてと言ったら冷たい対応をされたりすることに傷つくのだ。

 「困ったときはお互いさま」が成り立っているところでは、「うち、今大変なん。」と平気で言える。

 障害者ということを出すと傷つくから出さないようにしましょうという考え方が、津久井やまゆり園の被害者から顔を奪ったのではないのか。
 障害者ということに傷つくのではない。障害者だからということで障壁をつくられてしまうから傷つくのだ。

 
 

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