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zoom RSS NHKの罪

<<   作成日時 : 2014/03/15 16:25   >>

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 NHK「原発事故 克明な放射線量データ判明」が、福島原発事故の1号機爆破以前の午後2時40分40秒に、福島第一原発の北西5.6キロにある双葉町上羽鳥のモニタリングポストで、1時間当たり4.6ミリシーベルトという原発敷地外での最大線量が観測されていたことを報道しています。

 14分で一般人の被爆限度を超すとんでもない値です。

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 これまでに報道されていた敷地外の最大線量は、3月12日午後3時に観測された毎時1.59ミリシーベルトだとされていました。今回報道された4.6ミリシーベルトは、この3倍にあたります。

 14時40分というのは、1号機のベント後で爆発前の時刻であり、爆発の影響はあり得ないことから、ベントの影響だということになります。

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 では、そのころの報道はどうであったか、時系列で見てみると次のようになります。
 民放は、爆発前にベントが行われたことを報道していましたが、爆発の回避の手段が成功したという伝え方で、NHKは、ベントが爆発前に行われたことを隠し、夕方であったと伝え、線量の増大があたかも爆発や核燃料が溶けたことによるもののような操作をしています。しかも、「東京電力では、放出する時間については事前に知らせるとしています。」と放送した後で隠したのですから、その罪は大きいです。

 今頃になって、ベントの影響だったとは、その責任のなさに怒りを感じます。

 当時1015マイクロシーベルトという値が報じられていましたが、実際にはこれの4.5倍の線量を記録していたわけです。

 被爆の要因の多くが、事故という偶発的なものでなく、ベントという人為的なものであったということは、これは事故ではなく事件だと言わざるをえません。

2011年3月11日

14:46  東日本大震災発生
19:03  原子力非常事態宣言
21:23  3キロ以内の住民に避難指示
21:52  3〜10キロの住民の屋内退避指示
 枝野官房長官
「今の時点では、環境に危険は発生しておりません。」

2011年3月12日

01:30  東電ベント申し入れ
       政府・保安院了解
02:00
 NHK
「東京電力は、放出する空気の量は少ないとしています。」
03:25
 NHK
「東京電力では、放出する時間については事前に知らせるとしています。」
05:25
 NHK 関村直人(東京大学大学院教授)
「燃料自体が破損しているということではないというふうに考えています。したがって、大量の放射能が外に出てくるということは現段階では考えられないと。」
05:44  10キロ圏内住民に避難指示
06:52
 NHK
「避難所へはですね、車を使わずに徒歩で移動していただきたいと思います。」
14:00ごろ  ベント開始
14:15  
 NHK
「原子力安全・保安院によりますと、福島第一原子力発電所の敷地の1号機の周辺で。核分裂によって発生するセシウムという放射性物質が検出されたことから、1号機で、炉心にある核燃料の一部が溶け出たと見ていると発表しました。」
14:40  4.6ミリシーベルト観測(双葉町上羽鳥)
15:24
 日本テレビ
「原子力保安院の会見によりますと、14時ごろですから、今から1時間30分ほど前から、ベントによる圧力低下をしたと。」
15:32
 テレビ朝日 岸尾元(気象庁)
「風向きというものは、刻々と変わるものですので、あまり神経質にならなくてもいいのかな、それはものすごい影響はされるものですが、それに反対方向の風だから安心しちゃうのはどうかな、逆だからといって避難しないのはどうかなと思います。」
15:33
 TBS
「ふたつある弁が開き、内部のガスの放出に成功したと発表しました。」
15:36  1号機爆発
17:00
 NHK
「1015マイクロシーベルトを観測したのは、福島第一原発の敷地の山側にある正門の付近で、時間は午後3時29分だったということです。」

2011年3月13日

00:00
 NHK
「爆発は放射性物質が大量に漏れるような事故ではなかったことを明らかにしました。」
「また、(枝野官房長官は)、昨日午後3時29分に1015マイクロシーベルトだった値が、爆発の4分後の昨日3時40分に860マイクロシーベルトに下がり、さらに昨日午後6時58分に70.5マイクロシーベルトと下がる傾向になったとしています。」
05:32
 NHK
「東京電力は、これ以上高くなると、この圧力容器自体が破裂したり破損したりしてしまう恐れがあるとして、ここにある弁を開放してこの圧力を外に逃がすという対応を、昨日やろうとしました。しかし、この弁、電気が止まっていたために、すぐに開かなかったんです、そこで、かなり時間をかけて手動でようやく開くという形にしました。それが昨日の夕方ごろになります。」 


 以下は、NHK「原発事故 克明な放射線量データ判明」の全文です。
  
原発事故 克明な放射線量データ判明 2014年3月11日 19時32分

 東京電力福島第一原子力発電所の敷地の外にある観測点で、事故直後の詳細な放射線量のデータが記録され、震災発生の翌日、1号機が水素爆発する1時間以上前から、数値が急上昇する様子を克明にとらえていたことが分かりました。
 3年がたって初めて明らかになったデータで、専門家は「放射性物質放出の真相を検証するうえで、非常に重要だ」と話しています。

 放射線量の詳細なデータが記録されていたのは、福島第一原発の周辺に設置された福島県が管理するモニタリングポストです。
 その14か所で、事故後数日の20秒ごとの放射線量の値が記録されていたことが、NHKの取材で分かりました。
 このうち、福島第一原発の北西5.6キロにある双葉町上羽鳥のモニタリングポストでは、震災発生の翌日(3月12日)の午後2時10分以降、放射線量が急上昇していました。
 午後2時40分40秒には、1時間当たり4.6ミリシーベルトと、午後3時36分に起きた1号機の水素爆発のおよそ1時間前にこの日の最大の値を記録しました。
 データの推移から、最大値を記録した前後およそ20分で、積算の被ばく線量が一般人の年間の被ばく限度の1ミリシーベルトに達するとみられます。
 放射性物質の拡散に詳しい日本原子力研究開発機構の茅野政道部門長は、WSPEEDIと呼ばれるコンピューターシミュレーションで、今回のデータと当時の風向きなどを分析しました。
 その結果、午後2時ごろから1号機で行われたベントと呼ばれる緊急の作業が影響したとみています。
 ベントは、格納容器が壊れないよう高まった圧力を下げるため、放射性物質を含む気体を放出します。
 途中、水の中に通すことで、放射性セシウムなどの放出量を1000分の1程度に抑えるとされていましたが、今回のデータから、それほどの効果は得られず、かなりの量が出たとみられます。
 茅野部門長は、「放射性物質の放出の真相を検証するうえで、非常に重要なデータだ。ベントでどういうことが起きるかや、どれくらいの効果があるかを検証しなければならない。多くの研究者が3年たった今も事故の解析をしているので、思わぬところで新たな発見がある可能性もあり、できるだけ多くのデータが欲しい」と話しています。

<埋もれたデータはほかにも?>

 福島県によりますと、事故直後の詳しい放射線量のデータは電源が失われるまで自動観測が行われたモニタリングポストのメモリーに記録されていました。
 公開するには、データを変換し、時系列が分かるように取りまとめる必要があります。
 しかし、事故のあとは停電で、各地の放射線量は職員が回って計測しなければならず、集めた毎日のデータを住民に提供するのが精いっぱいだったということです。
 このため、メモリーに記録された事故直後のデータまで手が回らず、これまでは1時間ごとの値をおととし9月に公表するにとどまっていました。
 事故後の混乱で埋もれたデータはほかにもあると考えられ、十分な検証のためにも、早急な掘り起こしが必要です。

「放出量はチェルノブイリ原発事故の17%余」

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、原発から外部に放出された放射性物質の量について、東京電力は、チェルノブイリ原発事故の17%余りで、大半は閉じ込め機能を失った格納容器から直接放出されたと分析しています。
 東京電力は、コンピューターによる解析や原発の周辺で計測された放射線量のデータなどから、震災発生の翌日の3月12日から3月末までに放出された放射性物質の量を試算し、おととし5月に公表しました。
 それによりますと、ヨウ素131とセシウム137の放出は合わせて90京ベクレルで、チェルノブイリ原発事故の520京ベクレルの17%余りとなっています。
「京」は1兆の1万倍です。
 当時の原子力安全委員会が公表した57京ベクレル、当時の原子力安全・保安院が公表した77京ベクレルより多くなっています。
 放出量の推移と事故の経過から、どのように放出されたかを分析したところ、建屋の水素爆発に伴う放出は合わせて0.5京ベクレル、ベントに伴う放出は0.1京ベクレルで、大半は閉じ込め機能を失った格納容器から直接放出されたとみています。
 1号機から3号機の格納容器はメルトダウンによって内部の温度や圧力が高まり、継ぎ目や配管の貫通部などが壊れたとみられています。
 各号機ごとでは、2号機と3号機がそれぞれ全体の4割、1号機が残りの2割で、4号機からの放出はなかったとしています。
 時系列では、3月16日午前10時からの3時間に3号機から18京ベクレルと、最も多くの放射性物質が放出され、3月15日には冷却やベントの対応が遅れ、メルトダウンが進んだとみられる2号機から同じく18京ベクレルが放出されたとしています。
 平成23年4月以降は放出量は大幅に少なくなり、先月の放射性セシウムの放出量は、1時間当たり1000万ベクレルと発表しています。
 海に放出された放射性物質の量については、海水中の濃度などからデータのある平成23年3月下旬から半年間で15京ベクレルと推定しています。


               (3月23日訂正)

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