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zoom RSS 関わりの中で学ぶこと

<<   作成日時 : 2013/12/23 03:38   >>

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 子どもたちと関わっていると、年々子どもたちが分断されているのを感じます。

 子どもたちの生活の中では、意見が合わなかったり、けんかになったりすることはよくあります。それは、成長の中では当然のことで、それによって、お互いを知り、互いに尊重し合うことの意味を学んでいきます。子どもどうしでは、観点がくい違ったり、自分の側からの意見になってしまいがちなので、その辺りを関わる大人が整理していけば、子どもたちは解決の道を見つけ出していきます。そして、その後は、何事もなかったときよりも深く関わっていけます。

 子どもたちは、様々な関わりの中で、他の子どもを差別することもあります。しかし、直接的に関わりのある友達や、直接的には関わり合っていなくても意識の上で関わりをもっている人への差別の場合は、相手側の悔しさや怒り・願いにしっかりと向き合わせていけば、子どもたちは、自分の言動について考え、大切なことを学んでいきます。

 しかし、子どもに接していて、他の子どもを関わりの外に置いていると思われることが増えています。

 先日、子どもたちが人権について話し合う会がありました。私のクラスの子どもたちが参加したのは、「障害」のある子どもに対する差別について考える分科会でした。子どもたちの話し合いの中で、次のような意見が出されました。

 講演会で聞いた話をぜひ知ってほしいので、紹介します。、「障害」のある人は、みな心の優しい人です。神様が、何人かに「障害」を引き受けてもらわなければいけないので、誰だったら「この試練」を引き受けてくれるのかと探して、神様の目に留まった人が「障害」を受け持つことになったんです。だから、「障害」のある人は、神様に選ばれた人であって、みんな心が優しい人です。

 この発言には、心が痛みます。

 様々な生きにくさをもっている人をものすごくマイナスに見ているから、神に選ばれた人というものすごくプラスだと感じられることをもってこないと彼らを認められないのですね。また、「障害」のある人はみな優しい人だと言うのは、彼らへの優しい人であることの押し付けです。誰だって、優しさは当然もっていますが、怒りも妬みも悲しみも感じることはあるでしょう。怒りたいときも意地悪したいときも喚きたいときもあるでしょう。誰だって、様々な感情をもつ自由はあるはずです。

 「障害」のある人をそのまま認められないから、自分が彼らを認められるように、彼らへ優しさを押し付けるなんて、決してしてほしくありません。その不条理さに気づかせてあげたいと思いました。

 なぜ、このように思うのでしょう。それは、「障害」のある人たちを自分の関わりの外へ置いているからではないでしょうか。自分の関わりの中にいる人であったら、様々な姿を見ているはずで、聖人のようなイメージを押し付けることはあり得ないはずです。

 格差社会に開いた穴ぼこに我が子を落とさせまいと必死に守る親心が、子どもたちの意識を分断する隙間風を吹かせているのを日に日に感じます。

 どの子にも光が当たるようにするために、私たちが闘わなければならないものが少しずつ少しずつ増えているように感じます。

 しかし、関わりの中にいたら、子どもたちは大切なことも学びます。連れて行った子どもたちは、一生懸命に発言していました。

 うちのクラスには、「障害」のある子はいないけれど、同じ学年にはいるし、年に3回交流学習に来る特別支援学校の子も地域にはいます。その子は、すごく元気のいい子で、いっしょに遊んでいると、いつの間にか夢中になって、「障害」があるとかないとかそういうことは、どこかへいっちゃう。だから、その子が悪く言われるのは、嫌。その子がいないときに言われるのも嫌。

 ぼくのお姉ちゃんは、今は死んでいないけど、5歳の時にお医者さんに、もう反応することはないといわれたけど、特別支援学校の先生が家へ来て歌を歌ってくれる時に、ぼくもお姉ちゃんの足をさすりながら歌を歌うと、少しだけどお姉ちゃんの目が開いて反応した。

 Aくんのお姉ちゃんが反応したのは、Aくんが足をさすっていっしょに歌を歌ったり、特別支援学校先生も一生懸命に歌を歌ってくれたりして、家族や先生たちの愛情がお姉ちゃんの心に届いたからだと思います。ぼくのお姉ちゃんは、Aくんのお姉ちゃんのように寝たきりではないけれど、小さいころはあまりしゃべりませんでした。大きくなるにしたがってだんだんしゃべるようになりました。Aくんの話を聞いていて、ぼくがお姉ちゃんにもっと話しかければ、今よりももっとお姉ちゃんは話すようになるかもしれないと思えたので、もっとお姉ちゃんに話をしようと思いました。

 

 
 

 

 

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