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<<   作成日時 : 2013/09/16 22:49   >>

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 この夏、水俣へ行ってきました。

 最近、人が切り捨てられるのが当たり前の世の中になってしまっていることをひしひしと感じ、子どもたちにそうじゃないよと、目を見開かせるものを手に入れたくて、水俣に行ったら何かが見つかりそうな気がして、行ってきました。

 水俣に行って、水俣病はまだ終わっていないどころか、これからだって病気になる人が出てくるであろうという現実を知りました。そして、その事実を一生懸命に伝えようとしている凛とした魅力をもった女性にも出会いました。

 帰ってきてから、図書館で水俣病に関する本を何冊か借りてきて読みました。
 その中に、原田正純著「いのちの旅」という本がありました。

 この本の中の、胎児性水俣病の患者である上村智子さんのお母さんの言葉に、心が揺さぶられました。

「この子は宝子たい。」
「この子が私が食べた水銀を1人で吸い取って背負ってくれたとばい、それで私もその弟も妹たちもみんな助かったとです。この子は我が家の命の恩人ですたい。」
 
 智子さんは、いつ行ってもお母さんの腕の中にいたそうです。

 あとから生まれた5人の子供たちの面倒も見られず、生みっぱなしだった。しかし、「弟・妹たちはこのお姉ちゃんを見て育ち、自分のことは自分でやる、協力しあう、優しいいい子に育った。それはこのお姉ちゃんの姿を見たからだ」というのです。

 21歳でなくなるまで、慈しみ続けたお母さんの懐の大きな愛情に、包まれているような気持ちになれるページでした。

 ぜひこの本を手元に持っていたいと思いましたが、残念ながら手に入れることはできません。

 いのちの旅―「水俣学」への軌跡



 
 

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